縦撮りと横撮り

写真を撮るのはわたしの原点ですが、制作をするようになって写真の用途という意味で、「何をどう撮るか」ということがいかに大切かということを実感しています。

写真の「用途」という意味においては、どんなに素晴らしい写真であっても、縦か横で「使えない」写真があります。これは「良い、悪い」ではなく、素材として「使えるか、使えないか」ということです。
例えると、Websiteの制作をする場合、素材として用意された写真が縦撮りである場合、サイトトップに使用すらために横にクロップしなければいけません。スマホ用の画像は縦のままで問題ありませんが肝心なPC用の画像は横が基本です。使用する場所によってはこのサイトにもよく出てくる横長の画像として使うので、縦の画像を横長にクロップしなければ使えません。この際一番いい部分が綺麗にクロップできないことが多く、さらに思っている以上にサイズも小さくなってしまうため、大きく表示したいトップのイメージ画面として使えない、ということになります。

スマホの進化のおかげで、誰でも綺麗な写真を撮ることが可能な時代です。SNSの多くがスマホからそのまま画像を使用することから、スマホの形状を考慮しスクエアや縦長のフォーマットでそのままアップできるように考慮されています。そのことに慣れているためか、写真を撮る時もスマホを縦にしたままで撮る人が多いように感じます。もちろん、横で撮らなければ撮れないものもあるので、それなりに縦横使い分けていると思いますが、それでも縦撮りの割合は想像以上に多いです。
ホームページなどの制作をするとなった場合、自分がスマホで撮影した画像を素材として準備してくださる方がたくさんいますが、これをみる限り縦撮りの割合は多いように思います。

スマホに保存された写真をあらためて見てみてください。
皆さんの写真は縦撮りですか?横撮りですか?



もし写真を撮るのが好きな方は、素材として使うかどうかは別として「どう撮りたいか」、ということに加えて「どう見せたいか」ということも考えてみてください。写真を撮る楽しさがさらに増えると思います。

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