名刺はいらない

最近は名刺を持っていない個人事業主・フリーランスの方をよく見かけます。「名刺はいらない」という考えであえて作っていないということです。持たない理由としては次のようなものがあるようです。
・紙の無駄遣いにならないように
・名刺の管理をするのが大変
・SNSが名刺代わりになる
・websiteが名刺代わりになる
・名刺交換をするような時代でもない
などいろいろ理由はあるようですが、
確かに合理的な考え方で時代にあったスタイルだなと思います。世の中変わるものだな〜と思い、いろんな人と話したり検索してみたら、有名人・著名人の方々が名刺を持たないという話がメディアでながれたことがあり、その理由が上記のような理由だったようです。有名人・著名人の存在やメディアの影響はとても大きいので、そういうスタイルがどんどん広がって行ったのだろうと思います。
では、わたしはどうするか、「名刺を持つか持たないか」というと、わたしは「名刺を持ちます」です。確かに、紙という資源は大切にしたいです。加えて、どんどん集まってくるので管理もそれなりに必要です。しかし、初めてお会いした方に印象に残してもらえるような名刺は持っていたいと思っています。



著名人のようにすでにその名も存在も知られている訳ではないわたしのビジネスシーンで、自分の名刺を渡せることは単にご挨拶だけではなく、その後に思い出して連絡をもらえたり検索をしてもらえるわたしの情報の一つでもあると思っています。「はじめまして・よろしくお願いいたします」というシーンでのアクションとしてスマホを差し出し「これがわたしのIDです」と挨拶される方も最近は多いですが、わたしは名刺を受け取ってもらえる方が嬉しいので、今も名刺は作っています。

芸能人や著名人の方々が名刺を持たなくてもよいというのは、すでにその存在を知られていて、その人柄はもちろん、キャラクターや印象に残る実績などがあり、初対面であってもあえて名刺を渡さなくても通じてしまうという部分が大きいからだと思います。おそらく、事務所の方やマネージャーさんは本人のいないところで各所に名刺を渡して挨拶していると思いますし、著名になるまでには何万枚も名刺を差し出してきているかもしれません。
とはいえ、資源を大切にするということや、無駄な労力を省くという意味でもペーパーレスは様々なところで進んでいくと思います。現在はスマホのカメラで名刺を読み込みデータ化して住所録などを作成するアプリもありますが、そのうちQRコードのようなデータ化された名刺や、名刺アプリのようなものが当たり前になり、より効率的に情報を整理できるようになるだろうと思います。その時は、スマホの画面でより印象的に見えるような名刺をデザインしたいと思います。

皆さんは「名刺はいらない」方ですか「名刺は持つ」方ですか?

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